悩みタイトル

手を伸ばす時に使う筋肉(短橈惻手根伸筋)に炎症が起きて、肘関節の外側に痛みが生じます。
正式名称は上腕骨外側上顆炎と呼ばれています。
テニス経験者の3〜5割が経験しているためテニス肘と言われているが、バドミントンや卓球などのラケットスポーツでも痛みが生じることが多く、他にも重い物を掴んで持ち上げようとした時、タオルや雑巾などを絞ろうとした時、ペットボトルの蓋を開けようとした時、ドアノブを捻ろうとした時などの日常生活動作でも痛みが生じることがあります。

テニス肘に関する当院の考え

テニス肘は肘の症状ではあるが、肘だけが原因ではなく姿勢の歪みが関係していると当院は考えています。
なぜなら、姿勢の歪みによって背骨や肩甲骨や骨盤が傾き、身体全体のバランスが崩れ、肘に多くの負担がかかっている可能性があるからです。
病院や他の整骨院・接骨院では、痛みの出る場所だけ施術することが多く、根本的な部分からアプローチしていくことはとても少ないです。
そのため、施術したその時は楽になることもありますが、時間が経つとすぐに痛みが再発してしまいます。
だからこそ姿勢の歪みを改善して身体全体のバランスを正常に整えてあげて根本的に改善していくことが大切なのです。

テニス肘を放っておくとどうなるのか

テニス肘を放っておくと軽症の場合は数週間ほどで治ることもありますが、重症だった場合は、基本的に自然治癒することはほとんどありません。
テニス肘の症状のところでも記述したように、重たい物も掴む動作、ドアノブを捻る動作、タオルや雑巾などを絞る動作、ペットボトルの蓋を開ける動作などで激しい痛みを伴い、日常生活に影響が出てきてしまいます。
そうなってしまうと日常生活で肘に負荷がかかり続ける為、なかなか痛みが治らずに慢性化していきます。
だからこそ軽症だった場合でも放っておかずに早く治すことが大切になります。

テニス肘の改善方法

自分でできるテニス肘の改善方法として挙げられるのが、一つ目にストレッチです。
短橈側手根伸筋のストレッチがとても有効とされていて、肘を伸ばして壁に手の甲をくっつけてるだけで出来るので簡単でオススメです。
二つ目に慢性期の場合には、筋力トレーニングも有効であるということです。手の甲を上にしてダンベルを握り、手首の先を使ってダンベルを動かすのが効果的です。
三つ目は、普段の日常生活で負荷をかけすぎないことです。
日常生活の負荷が大きすぎると治るものも治らなくなってしまうので、なるべく安静にすることが大切です。

テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは

明るい挨拶

テニス肘に対して効果的な当院の施術メニューは、全身矯正と手の極みと鍼が効果的かと思われます。
全身矯正は、名前の通り全身の骨格を矯正して身体のバランスを整えてあげることができます。
それによって、肘に多くかかっていた負荷が分散されて軽くなり、症状の改善に向かっていきます。
手の極みは、テニス肘の痛みが出ている部分やその周辺の筋肉にアプローチしていきます。
鍼も手の極みと同じで、テニス肘の痛みが出ている部分とその周辺の筋肉にアプローチします。
ただ、手の極みも鍼も対処療法になってしまうので、全身矯正と合わせてすることが根本的に改善することができるベストな方法だと思います。

その施術をうけるとどう楽になるのか

テニス肘に対する当院の施術を受けると、効果的な施術メニューでも記述したように、全身矯正によって歪んでいた姿勢が整い、肘に多くかかっていた負荷が分散されて楽になり、症状改善に向かっていきます。
そしてさらに、手の極みや鍼によって患部周辺の筋肉にアプローチをしていくことで、より一層楽になることができます。
楽になると、日常生活で気になっていた、重たい物を掴んだりドアノブを捻ったりペットボトルのキャップを開けようとしたりする動作が気にならなくなります。

軽減するための施術頻度は

では、それらの症状を改善するのにどれぐらいの頻度で通えばいいのかというと、最低でも3日に1回がいいと思います。
3日に1回といっても、症状が辛い最初のうちの話です。
もちろん毎日来院できるならその方が良いですが、そんなことできる人は多くありません。
基本的に最初の痛みが強い時は、どんなに良い治療をしたとしても3日経てば痛みが戻ってくることが多いです。
だからこそ、最初のうちに継続して症状を軽くし、楽になってきたら少しずつ来院頻度を減らしていけば良いと思います。