悩みタイトル

変形性膝関節は40歳以上の5人に1人が患い、女性の方が男性に比べると倍以上発症しやすいと言われています。

立ち上がる時、歩き始める時に痛みが出る
膝が動かしにくい、こわばる、鈍い痛みを感じる
階段の上り下り、正座が辛い、困難な方
歩く時にきしむような音がでる
膝の変形、真っ直ぐ足が伸びず歩きにくい

膝の痛みは段階的に強くなっていきます。また、歩きづらさ、座る、しゃがむ等の日常生活の動作にまで支障をきたし、行動範囲が狭まり精神的にも辛くなる可能性もあります。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症は、膝関節の骨の表面の硝子軟骨と、クッションの役割を果たす半月板(繊維軟骨)が徐々に摩耗してしまう状態を指します。この症状により、関節を覆う滑膜が血行が悪くなり、炎症が起こることが考えられます。

また、足の筋肉が弱まると、身体のバランスが損なわれ、膝に余計な負担がかかることが増えます。膝の痛みを理由に活動を制限すると、より筋肉は衰えていきます。

変形性膝関節症は肥満の方もなりやすいです。中高年の方は運動不足だったり、食べすぎで内臓脂肪がつきやすいため、体重が増えやすく、膝に負担がかかってしまいます。そのため、食生活の見直し、適度な運動を行い体重を落とす必要があります。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

変形性膝関節症は徐々に進行していきます。症状は大きく分けて初期、中期、末期の3段階に分かれます。

初期の段階では、起き上がったり歩き始めた際に膝がこわばりを感じることや、膝の動きに違和感や鈍痛を感じることがあります。しかし、しばらく休息をとることで、これらの症状は和らぐことが多いです。

中期に入ると、正座やしゃがむなどの日常の動作が膝の痛みで困難になることが増えてきます。特に、休むことで一時的に痛みが消えても、持続的な運動や活動によって再び痛みが出ることがあります。

末期になると、膝の軟骨が大きく摩耗し、骨同士が直接接触する状態となります。このため、日常生活の中での移動が非常に困難になり、歩行時に杖などの補助具が必要になることも考えられます。

膝の痛みや気になるところがあれば初期症状の可能性があるので、ぜひ一度当院で診断をしてみませんか?

変形性膝関節症の軽減方法

膝関節の軟骨は徐々にすり減ってしまい、一度すり減ると元に戻ることはありません。太ももの筋力が十分に使われないと、筋肉が衰えることで軟骨のすり減る速度が増す可能性が考えられます。このため、太ももの筋力を増強するためには、EMSという機械を使用して筋肉に電気刺激を与えることができます。

また、筋肉の柔軟性も非常に大切です。当院で提供している筋膜ストレッチを実施することで、柔軟性の向上や、股関節、膝関節、足関節の動きの範囲を広げることが期待できます。この施術により、血流の流れも改善され、痛みの軽減が期待できるでしょう。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

変形性膝関節症の軽減が期待できる当院の施術メニューをご紹介します。

【EMS】
EMSは大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉に電気刺激を与えることで筋力を高めることができます。

【筋膜ストレッチ】
筋膜ストレッチは足の周りを中心にストレッチを行い、柔軟性を向上させるとともに、血流の流れも良くし、痛みの軽減が期待できます。

【姿勢矯正】
また、当院では姿勢矯正の施術も提供しています。この施術により、膝だけでなく全身の姿勢を本来の正しいものに戻すことができます。多くの患者様から「施術後の痛みが軽減された」「姿勢がよくなった」との声をいただいており、多くの方に効果を感じていただいています。

その施術を受けるとどう楽になるのか

EMSを利用することで、痛みのある膝を動かさずに筋トレを実施することが可能となります。この電気刺激により、膝周囲の筋肉を鍛え上げることが可能になります。

筋膜ストレッチを行うことで、膝周りの筋肉の柔軟性が向上します。筋肉の柔軟性が増すことで膝の痛みが軽減されていきます。
さらに、膝を支える筋肉が適切に機能することで、歩行や膝の曲げ伸ばしもスムーズになると期待されます。

下半身の骨格矯正を施術することで、足のねじれなどの問題を軽減できます。この施術により下半身への負担が軽減され、膝への負担も低減します。さらに、O脚やX脚の状態も軽減されることが期待できます。

変形性膝関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

膝の痛みの原因を軽減するためには、骨格の歪みや筋肉の硬さを軽減することが大切です。毎日の通院が可能であれば、結果もより良好になります。
週に3回の通院が望ましいペースですが、最低でも週に1回来ていただけると良いでしょう。
また、日常生活でのセルフストレッチも組み合わせることで施術の効果がより一層期待できます。

筋力が低下して膝の痛みが発生する場合、週に2~3回の筋トレを3ヶ月続けることで筋トレの効果が期待できます。当院での筋膜ストレッチは、週に2~3回の頻度で受けていただくと最も効果が期待できます。

様々な施術を通じてサポートしてまいります。どうぞお気軽にご相談ください。