悩みタイトル

頭痛がする
めまいを伴う
吐き気がある
イライラする
倦怠感がある

このような耳鳴りに伴う諸症状でお困りではありませんか?

耳鳴りに対する当院の考え

耳鳴りの原因として考えられる理由の一つに自律神経の乱れがあります。
自律神経は次のような要因で乱れてしまいますので、注意が必要です。

・精神的ストレス
人間関係や仕事のプレッシャー、悩み事などによる精神的なストレスは、常に考え事や集中が必要な状況に置かれることで自律神経のバランスが崩れます。
ストレスによって交感神経(活動型神経)が優位になり、副交感神経(安静・リラックス型神経)の働きが抑制されます。このバランスの乱れが耳鳴りを引き起こす可能性があります。

・身体的ストレス
姿勢や日常の行動によって身体に負担がかかると、体のゆがみや筋肉の緊張が生じます。
このような状態では、体をリラックスさせることが難しくなり、自律神経の調整がうまく機能しなくなります。筋肉の緊張や血液循環の乱れが耳や耳周辺の組織に影響を与え、耳鳴りが引き起こされる可能性があります。

これらの要素によって自律神経のバランスが乱れると、交感神経と副交感神経の働きが不均衡になります。
それに伴い血圧や心拍数の変動、血流の制御、筋肉の緊張度などが影響を受けます。
これらの変化が耳鳴りの症状を引き起こす可能性があります。

耳鳴りを放っておくとどうなるのか

耳鳴りの原因として、一般的には自律神経の乱れが多いですが、いくつかの病名による耳鳴りも存在します。以下に挙げられた病名について、詳細を説明します。

①突発性難聴
突然起こる難聴で、耳鳴りや耳のつまり感とともに聴力の急激な低下が現れます。原因は明確ではなく、ストレスや睡眠不足の増加、糖尿病、ウイルス感染などが関与する可能性があります。
早期の施術が重要であり、放置すると完治が難しい場合もあります。

②メニエール病
内耳のバランスを調整する器官に問題が生じ、耳鳴り、めまい、聴力の低下、耳の圧感やつまり感などが現れます。
ストレスや睡眠不足の増加と関連して発症することもあります。早期の施術が重要であり、症状が放置されると症状の悪化や合併症のリスクが高まります。

③加齢性難聴
年齢とともに進行する難聴で、高音域の聴力が低下します。加齢による耳の組織の変化や血液循環の低下が関与しています。長期間放置すると、うつや認知症などの合併症が発生する可能性があります。

④聴神経腫瘍
耳の奥の小脳橋角部にできる良性の腫瘍です。腫瘍の圧迫により、耳鳴りや聴力の低下が生じることがあります。
早急な施術が必要であり、放置すると神経の破壊や永続的な耳鳴りが残る可能性があります。

耳鳴りの症状が持続する場合は、医師や専門医の診断を受けることが重要です。
適切な治療や施術を受けることで、症状の軽減や合併症の予防が期待できます。

耳鳴りの軽減方法

整体により体の歪みを取り除き、自律神経がうまく働ける状態に整えます。
体の歪みを引き起こしているのは、特定の筋肉や靭帯です。
自律神経の正常な働きに影響を与える肩甲骨が主な要因となります。背骨から肩甲骨周りには神経が集中しています。肩甲骨周辺の筋肉が硬くなると、肩甲骨の動きが制限されます。
その結果、肩周りの筋肉が常に緊張状態になり、体が適切にリラックスできなくなります。
肩甲骨の柔軟性を向上させることが、自律神経のバランスを整えるために必要です。

日常の生活習慣によって自律神経が乱れる癖や習慣を改善するためのセルフケアの指導も行います。
どのような姿勢や習慣が体を歪ませたのかを特定し、それに対するアプローチ方法を提案します。

ただし、施術だけでなく習慣の改善も重要です。施術によって体を改善しても、習慣が変わらなければ再び同じ歪みが生じる可能性があります。
そのため、セルフケアや日常生活の見直しを通じて、体のバランスを保つ努力が必要です。

耳鳴りの軽減に効果が期待できる当院の施術メニューは?

・肩甲骨はがし
自律神経は背骨から肩甲骨周辺に集中しています。現代ではデスクワークを含む仕事が多く、スマホやゲームの使用時間も長くなっています。
その結果、肩甲骨の柔軟性が低下し、自律神経の乱れが起こりやすくなっています。硬くなった周辺の筋肉も交感神経が優位になり、さらなる不調を引き起こす可能性があります。
そのため、肩甲骨を柔軟に保つことが重要です。

・鍼施術
鍼による施術は局所的に硬くなった筋肉を緩める効果が期待できます。
また、経絡と呼ばれる血流の流れを改善することで全身への血流が促進され、筋肉の柔軟性を維持しやすくなります。これにより、自律神経のバランスが安定しやすくなります。

・足の極み
足からふくらはぎにかけて集中的に施術することで、ふくらはぎの筋肉がしっかり伸縮し、ポンプ作用が活性化します。これにより全身の血流が改善しやすくなり、自律神経の安定に非常に効果が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

まず、肩甲骨の動きが向上することで脂肪燃焼効果が大幅に向上します。
肩甲骨には褐色脂肪細胞が付着しており、肩甲骨の柔軟性が向上することで基礎代謝が高まり、体重の管理がしやすくなります。また、筋肉量も増え、全身の血流も促進される効果が期待できます。

さらに、鍼を使用することで局所的に硬くなった筋肉を迅速に緩めることが期待できます。
これにより、全身の血流量が増加し、さらなる筋肉の柔軟性が保たれます。

また、「足の極み」によりふくらはぎの筋肉のポンプ作用が効果的に働きます。これにより、体内の血液が円滑に循環し、自律神経の働きが活性化します。
結果として、五感の機能がスムーズになり、耳鳴りなどの不快症状の発生も抑えられる効果が期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

症状によって異なる場合もありますが、最初の2週間は可能な限り毎日の施術をおすすめします。
特に耳鳴りの原因となる背骨から肩甲骨周りの筋肉はすぐに柔らかくなるわけではありません。ですから、最初の2週間で筋肉の硬さをある程度取り除き、その後はさらに奥深い筋肉や関連する筋肉にアプローチする必要があります。
したがって、初めは柔軟性を重視することが重要です。

耳鳴りの症状において、最初の段階を10とした場合、その症状が5ほど軽減されたら、来院頻度を1日ごとに減らしていきます。
そして安定した状態になっても、来院頻度の調整を行います。最終的に残っている症状が1〜2程度まで減少したら、週に最低1回の施術を目安に安定させていきます。

その後も身体の状態を維持できる程度の来院頻度に調整していきます。症状が大幅に軽減したからといって、施術を終了してしまう方もいらっしゃいますが、身体のメンテナンスは終生必要です。
日々の仕事や生活でストレスや疲労がたまっていくのは避けられません。
それを最小限に抑えるために、日常生活の習慣が悪化しないようにすることも重要です。
また、自分自身では解決できないこともあります。そのため、定期的なメンテナンスをおすすめしております。

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