片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
頭痛のことで、以下のようなお悩みはありませんか?
生活に支障が出るほど痛みが重い(動けない)
吐き気や嘔吐を伴う(頻繁に)
光や音、匂いに敏感になる
頭痛が生じる頻度が様々
体を動かすと痛みが悪化する
中〜重度の痛みがある
頭の片側がズキンズキンする
片目の奥がガンガンする(2ヶ月ほど続く)
病院に行ったけれど異常なしと診断された
長年に渡り頭痛薬を常用している
片頭痛で知っておくべきこと
頭痛は2種類に別れます。
1.「片頭痛」
片頭痛は血液中の成分が影響し脳内の血管が炎症、拡張することで起こるため、血液の流れを感じるようなズキンズキンとした痛みを感じます。
2.「緊張型頭痛」
緊張型頭痛はストレスや緊張、頭がい骨を包む筋肉や膜が収縮することによって痛みが起こり、ドーンとした痛みに襲われます。
頚椎の配列が悪いと頚部の筋肉に負担がかかり、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなると疲労物質が筋肉にたまり、神経を刺激して痛みが起こります。
筋肉の緊張は、長時間同じ姿勢をとり続けたり、心配や不安などの精神的なストレスが原因で起こりやすくなります。
症状の現れ方は?
片頭痛の症状は、発作的にひどい頭痛が現れ、数時間から2~3日間持続することがあります。
頭痛に先立つ症状として、目がチカチカしてギザギザした光が見えたり、閃輝暗点を伴うことがあります。その後、片側または両側にズキンズキンと激しい痛みが生じ、吐き気を伴う場合もあります。
また、頭痛の最中に激しく体を動かすなどして頭の位置を変えると、痛みが悪化することが特徴の1つです。
緊張型頭痛の症状としては、以下の5つが挙げられます。
【圧迫感や締め付けられるような痛み】
帽子を被っているような圧迫感を感じることがあります。
【持続する鈍い痛み】
痛みは通常、鈍くて一定で、脈を打つような痛みではありません。
【頭の両側に広がる痛み】
頭の両側に痛みが広がることが一般的です。
【肩や首の筋肉のこり】
頭痛とともに、首や肩の筋肉がこわばることがあります。
【軽度~中程度の痛み】
日常生活に大きな支障をきたすほど強い痛みではありませんが、不快感を伴います。
その他の原因は?
・夜中々眠れない、または寝すぎ
・空腹(血糖値の低下、脱水、ホルモンの変動、血管の収縮と拡張)
・疲労がある時や、運動をしている時
・ストレスがある、またはストレスから解放された時
・大きな音、強い光、強い匂い(感覚過敏、脳の神経活動の変化、ストレスや緊張の増加、トリガーの個人差)
・人混みの中にいる時
・天候の変化や気圧、温度、湿度の変化
・肩こりがある方
・飲酒や喫煙をされる方
飲酒:アルコールの血管拡張作用、脱水、血糖値の変動
喫煙:ニコチンの血管収縮作用、酸素不足、2次喫煙)
・女性の場合、出産・更年期・月経・排卵
など
片頭痛を放置するとどうなる?
・日常生活に支障をきたし、仕事や学業、家庭生活に悪影響を及ぼすことがあります。また、集中力の低下などにより【生活の質が低下】する場合もあります。
・片頭痛が頻繁に発生すると、【慢性片頭痛】(毎月15日以上の頭痛が3か月以上続く状態)に進行する可能性があります。慢性片頭痛は施術が難しくなるため、長期的な管理が必要になることがあります。
・オーラを伴う片頭痛がある方は、若年層であっても【脳卒中】のリスクがわずかに増加する場合があるため、片頭痛を放置せず適切に管理することが重要です。
・アルツハイマー病などの認知症になりやすい可能性を示すデータもあります。
当院の施術方法について
当院では、頭痛に対してアプローチする施術法を3つご用意しております。
まず1つ目は、猫背や反り腰、ストレートネックを軽減する【上半身矯正】です。
人間の背骨は横から見たときにS字を描く生理的湾曲が理想的とされています。しかし、首や肩の筋肉が硬くなることで、この生理的湾曲が形成されにくくなることがあります。そのため、まずは姿勢を正すことが重要です。(上半身の歪みが下半身のバランスを崩し、全身の歪みにつながる場合もあるため、【全身矯正】もおすすめしております。)
2つ目は【鍼施術】です。
鍼施術では、神経系に働きかけることで痛みを緩和する効果が期待できます。片頭痛の痛みを軽減するために、特定のツボに鍼を刺すことで痛みの軽減が期待されます。
また、血液の循環を促し、頭部の血流を整えることで片頭痛の緩和につながる場合があります。片頭痛は血管の収縮や拡張が関係しているため、血行の軽減が症状の緩和につながると考えられています。
3つ目は【ドライヘッド】です。
ドライヘッド施術には、痛みを緩和する作用と自律神経のバランスを整える効果が期待できます。これにより、片頭痛の発作が減少する可能性があります。特に、リラックスすることで副交感神経が優位になり、緊張からくる片頭痛を和らげる効果が期待されています。
改善していく上でのポイント
施術していくことも大事ですが、日常生活も大切にしていく必要があります。
1. 規則正しい生活を心がける
2. 自分にとっての適正な睡眠時間を探す
3. ストレスを上手に発散をする(ストレスがあれば当院でお話して発散してもいいですし、自分のあった発散方法を一緒に見つけましょう)
4. 痛みがないときは適度な運動をすること
5. 片頭痛の誘因をできるだけ避けること(光、アルコール、タバコなど)
6. 片頭痛の発作が始まったら、頭を冷やし、静かな暗い部屋で刺激を避けながら休む
この6つを心がけて生活してみてください。