骨盤の歪み｜井尻駅前接骨院

”骨盤の歪み”として現れる状態は、大きく分けて2種類が一般的に知られています。それが【骨盤の左右の歪み】と【骨盤の前後の歪み】です。皆さまがよく耳にされるのも、この2つのタイプが多いのではないかと思います。

”骨盤の歪み”をさらに分類すると、さまざまな種類があり、例えば片方の骨盤だけが上方に上がってしまうケースなど、複合的なパターンが見られることもあります。

いわゆる骨盤が【前傾・後傾】してしまうことにより、【反り腰】を引き起こすこともあります。【反り腰】のお悩みは、当院にご来院される多くの患者様の中でも、”骨盤の歪み”に次いで多いお悩みの一つとなっております。

”骨盤の歪み”が症状として現れる時期には、患者様の生活背景などにより個人差があります。まず初めに、腰部などの各関節付近や筋肉に負荷がかかることで、関節や筋肉が痛み（疼痛）を感じ始めることが多いです。

そうした痛みが生じると、人間の身体は構造的に、負担がかかっている部分を補おうとしたり、痛みをかばったりするため、姿勢自体に変化が生じやすくなります。その結果、お身体の歪みとして症状が発展し、さらなる痛みを引き出してしまうことがあります。

また、痛みとは別に、姿勢面では猫背の姿勢になりやすくなる傾向があり、これにより身体への負担が大きくなっていくことが考えられます。

”骨盤の歪み”として大きく現れる原因には、身体の使い方によって生じるねじれや癖が挙げられます。日常的に身体を動かす中で、動かしやすい動作や動かしにくい動作がある方もいらっしゃるかと思います。そうした日常の動作の積み重ねにより、筋肉の使い方に偏りが出て、ねじれが発生してくることがあります。

骨は筋肉に付着しているため、筋肉のバランスによって骨盤が引っ張られ、結果としてねじれにつながっていきます。このねじれが大きくなることで痛みを伴いやすくなり、骨盤の歪みが強くなってしまうことで、身体の不調に関わってくることが考えられます。また、女性の方は妊娠や出産の影響により、骨盤に大きな変化が生じやすい傾向があります。

”骨盤の歪み”を放置してしまうことで、負担が腰や骨盤だけでなく、身体全体に広がりやすくなり、負荷が大きくなってしまいます。そこから全身に影響が及ぶことで、痛みを伴いやすくなり、怪我のリスクが高まってしまう可能性があります。

特に”骨盤の歪み”が原因となって負担がかかりやすいのが、【ぎっくり腰】です。姿勢全体のバランスが崩れることで、筋肉や関節への負荷が強くなり、痛みが出やすくなるだけでなく、身体全体のバランスを崩す大きな要因となることがあります。

また、骨格が正しいラインを保てず、崩れた状態が続くことにより、骨格全体にも影響を及ぼす場合があります。その一例として挙げられるのが、【椎間板ヘルニア】です。

そんな非常に身体に対して影響を及ぼす”骨盤の歪み”ですが、当院での施術方法としては【全身の骨格矯正】をおすすめしております。

当院の【全身骨格矯正】は、”骨盤の歪み”だけでなく、全身のバランスを調整することにより、各関節の位置を整え、身体全体の調整を行ってまいります。

また、全身の骨格を整えることで、関節の可動域が自然と広がりやすくなり、全体の血流量の増加や柔軟性の向上にもつながることが期待されます。そこからさらに骨盤の左右差を少なくしていくことで、痛みの少ない身体づくりにおいて重要な要素となります。

そのほかにも、【全身骨格矯正】以外に、骨盤の前後傾を整える施術もご用意しております。

”骨盤の歪み”を軽減していくには、短期間での施術と、長期的に見ていく施術の併用がおすすめです。そもそも【骨盤】は、人間の身体の中心にあり、重心を支える重要な部位です。そのため、歪みがあった場合は、短期的な施術よりも、ある程度の期間をかけて施術を行っていくことで、徐々に骨盤の位置を整え、歪みを軽減しながら、痛みの出にくい身体づくりを目指していくことが大切です。

施術の頻度や期間には個人差がありますが、理想的な頻度としては、週に2〜3回の施術を行うことが望ましいとされています。”骨盤の歪み”を軽減していくためには、継続的なケアが重要になります。

施術の期間については、患者様それぞれの目標によって異なりますので、お気軽にスタッフまでご相談ください。