ゴルフ肘
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肘の内側が痛く手首を内側に回したときに痛みが出る。
握手などで手を強く握ったり手首を動かすときに痛みが出ることが多い。
荷物などの重量物を持ち上げたり運んだりするときに薬指や小指に力が加わることで痛みが出てしまう。
ゴルフやテニスで痛みが強く出てしまうため今後スポーツをやっていけるか不安がある。
一定時間、パソコン作業や運搬作業など腕を使って作業などを行った後は痛みやしびれが出現する。 -
ゴルフ肘に対する当院の考え
ゴルフ肘とは通称であり正確には上腕骨内側上顆炎と呼ばれるものになります。ゴルフ肘は腕や肘を酷使することにより腕や肘に痛みがでる病気になります。また、ゴルフ肘とは肘と前腕の周りの筋肉の腱が炎症している状態のことで主な痛みの箇所として、腱が付着している肘の内側があります。そこの部分だけでなく前腕部分や手首まで痛みが広がってしまうこともあります。
また、ゴルフ肘と呼ばれていますが、ゴルフ時にだけ起こるものではなく、手を握る、腕を回転させる、手首を動かすといった動きを繰り返すことで他のスポーツでも発症することがあります。テニスのフォアハンドストロークなど -
ゴルフ肘を放っておくとどうなるのか
ゴルフ肘は使い過ぎ(オーバーユース)によって起こる症状になるため放置していても良くなることはありません。痛みの出始めから施術を行っていかないと筋肉がより硬くなってしまい痛みが取れるまでより多く時間がかかってしまうことになります。また、肘の痛みは運動の後から2日目くらいで症状が現れてきます。その後、3から5日間痛みが続いてしまいますが、その後徐々に軽減されてきます。痛みが続いているうちにさらにゴルフやテニスなどをプレーをしてしまうと、痛みがさらに長引くことがあります。痛みが引いてくるまでは手首を主に使うスポーツを行わないことが必要になります。
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ゴルフ肘の改善方法
ゴルフ肘の改善方法として必要なことは炎症を抑えること、現状からの悪化を防ぐことです。そのため痛みが出た直後は特に炎症部位を冷やしたり過度に動かさないためにもサポーターで固定を行っていく必要があります。その後、肘の痛みを発生させている原因として考えられる身体の使い方やバランスの不十分な部分を改善して、前腕のストレッチや手首のトレーニング、ゴルフのスイングの際のフォームの見直しをゴルフ肘の症状を繰り返さないためにも行います。炎症が強く痛みがなかなか引かない場合はステロイド注射などの関節に注射を行い痛みの改善を行っていきます。
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ゴルフ肘の改善に効果的な当院の施術メニューは?
ゴルフ肘の改善に効果的な当院の施術メニューは鍼療法と、手の極みといったメニューなります。鍼を行うことで前腕の炎症を抑えることと炎症を抑えることで痛みを減らすことができます。手の極みを行う理由として緊張の強い筋肉を緩めることができ出現している痛みを減らすことができるからです。また、痛みが出やすい原因である肘から手首の位置が正しい位置からずれていることがあるためその位置の調整を行います。前腕から手首が正しい位置にあることでゴルフやその他のスポーツを行っても痛みが出にくい状態に持っていくことができます。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
手の極みを行うことにより緊張が強く硬くなっている筋肉の状態を改善することができます。また、この施術メニューでは、ノンFクリームの塗布を行います。ノンFクリームと施術を併せて行うことにより腕の大きさを改善できることと血流を良くすることで痛みの改善を行うことができます。
この施術を続けて行い改善していくことによりスポーツ(ゴルフやテニスなど手首を使うスポーツ)を行うときに痛みを気にすることなく行うことができます。 -
改善するために必要な施術頻度は?
改善するために大切になってくのは来院して頂く頻度になります。目指す目標によっても違いはそれぞれ出てきますが皆様にお伝えしているところとしては週に2、3回になります。少なくても週に1回のペースで通って頂くことでよい変化を感じやすいです。理由として施術後お身体が良い状態に変りその1回で完全に良くなることはありません。少しずつ元に戻ろうとするからです。施術が2週間空いてしまうと痛みのある元の状態戻ってしまう場合もあります。そのため最低週1回、来れるときは毎日といった頻度でご来院頂き一緒にお身体の状態を改善していきましょう。